季節によってお日様が変化する。
今まで夏の間あたっていたお日様が、秋から冬にかけて通り沿いには、半分ぐらいしかお日様があたらなくなる。
いろいろな時間で庭の様子を見てあるいていて、その太陽の変化に毎年驚いている。
夏には、良い感じで日が入っていた朝日があたる場所は、建物の陰になり日がささなくなった。とたんにそこに置いてあった鉢の植物が元気がなくなったので、
慌てて南西側へ移動させた。
通り沿いの散歩の方が、極端に鉢の数が減ったことを悲しんで、寂しくなりましたと声をかけてきてくれたおばさまがいる。
冬支度だと伝えました。
冬になると完全に通り沿いの道のガーデニングは、終わり、植物は、宿根草も
地上部は枯れたようになって何もなくなってしまう。
ただし、通りからも見れる玄関へのアプローチは、クリスマスローズが新しい葉を伸ばしてどんどん芽吹いてきた。
クリスマスローズと言っても、花は2月から3月に咲き始める。
冬の間は、このクリスマスローズの葉を楽しむよりほか、あとは、ジャコウソウが
一年中緑の葉で通り沿いの花壇に茂っている。
真冬に、この緑を見るとほっとしたりする。
今度おなじ方にお会いしたら、クリスマスローズの事をお伝えしよう。
四季があることは、なんて素晴らしいんだろう。
寒い寒い冬から春になって球根からの芽吹きを眺める時、生命のたくましさを感じて、
私も老いてもなお、かがやき続けながら、地に足をしっかりとつけた、
危なくない安心な暮らしをしていきたい。
不安などなく、楽しい日々を送り続けたい。
それには、ただ淡々とした心の平穏が健康にもよく、
自然のたくましさを感じながら、生きるという事は、自分の人生が少しでも良くなると
思い続けることではないか、何があっても平らかな心の平穏を思って今日を生き抜く事じゃないかと思う。
何もないなんてドラマチックじゃない。
何かあった時に、そうなのと心穏やかに向き合える心を太極拳で鍛えているようにも感じる。