50代の私は、ミニマリストを目指していると言っても、若い20代の方がたの
倍の何かしらの荷物をしょってしまっている。
なかなかすべて手放すほどの心には、到達していない。
そうは言っても、洋服は、50着まで減らしたり、色々な物を手放してきた。
何と身軽なんだろう。
さて、最近ふと小さな事に気が付くようになった。
私は、台所には布巾を洗ったり手を洗うのも何となく台所用の石鹸を購入していた。
洗面所も主人は楽だという理由で液体の手洗い石鹸だけれども、
雑巾を洗ったりするので、固形石鹸を置いている。これは、牛乳石鹸。
そんな風にして石鹸をいただくと香りが良かったりすれば、箪笥の中に入れたり、
お土産でいただいた石鹸を積極的に使わずにハンカチの引き出しや下着の引き出しに入れていた。
けれど、消費期限もあるかもしれないしと思いある時から、台所と洗面所で積極的にいただいた石鹸を使いだした。
台所なのだから、台所用の布巾を洗う石鹸が必要だと
と思い込んでいたために生協で3個パックの石鹸が、無くなるかもしれないと残り一個でまた購入したりしていた。
それを何年もかけて購入するのをやめて、とにかくいただいた石鹸を洗面所と
台所で使うようにして3年目になり、まだ2個のいただいた石鹸がある。
これは、ようやく最近いただいた物で、在庫のように家にあった石鹸を
3年かけて使い続けてきた。
石鹸は、使うべき物でした。
すごく香りが強い物を確かに台所で使うのは、最初ちょっとどうかと思ったけれども
減ってきたら、香りも薄れて気にならなくなる。
ようやく石鹸の在庫も2個に減った今、箪笥や洗面所の籠の中に常に山のように
いただいた石鹸が入っていた頃を思い出すと、ちょっと面白い。
物を減らして快適に暮らすという考え方のミニマリズムという考え方の
中に、節約も結びつく。あるもので工夫して暮らす生き方です。
消費社会だった今までの生活が変化している世の中に少しついていけている気がして、
何となくにんまりする50代です。